セロトニンは脳の覚醒、気分や心の安定に寄与してくれる神経伝達物質だと言われています。
セロトニンに活躍してもらうためには、・・・
・日光浴をする
・リズム運動をする → 散歩・深呼吸・ガムをかむ・動く
・食事でトリプトファンを摂取する。 → 肉・大豆・乳製品を摂取する。
・・・が効果的だと言われています。
さて、自分の性格を私たちは外的・内的に今までの経験や周りの反応で、自分なりに決めつけているところがあります。
その中でも気になるのが、性格についてあまりにも否定的になったりして、自己評価を低くしている場合が考えられます。
反応が敏感すぎたり、鈍感すぎたりで、そのことが情けなく感じてしまったり・・・。
この気持ちを克服して、心地よい日々を獲得するための一つの方法とし、捨てて諦めるという選択があります。
性格に悩むことを諦めて、クヨクヨしない。
世の中、同じ悩みを抱えている人がいるでしょう。
他の誰かの同じような悩みを抱えている人たちも、悩んで生きているかもしれません。
でも、その悩みに気を留める第三者は自分が思っている程あなたの身の回りには、多くはいない。
捨てる事、諦める事も時には有効な手立てになるという一例でしょう。
さて、私たちが幸福を実感する時の事を研究された先生、前野 隆司教授のお話が面白かったのでご紹介です。
先生によれば、・・・・
・自己実現と成長
・繋がりと感謝
・前向きと楽観
・独立とマイペース
の4つの因子が幸福に感じる事に影響を及ぼしているということです。
その事を考える時、
・地位や財産に目を向けて幸福を追求するタイプ ・それらにこだわらず、穏やかで少々の不便も気にせずに幸福を追求するタイプ
といった風に、幸福への発想にも色々あって、幸福への個体差も多岐にわたり、感じ方・生き方に多様性がある事を講義されていました。
幸福感とは、チャレンジできる人生、心地よい時間、想像できる豊かな心に拠り所を追求して、ポジティブに未来に向かう事が出来れば幸せなのかもしれません。
逆に言えば、鬱になるくらいのネガティブな感情を不幸な状態だと言えるのかもしれません。
問題や悩みを克服する、行動できる事も幸せに向かって生活している真っ最中には中々、落ち着いて思ったり、考えたりできない事もあるでしょう。
その時、疲れた時も、冷静になって沈思黙考。
心のベクトルをポジティブに向けて、先ずは感情・情緒を無理やりにでも、自分の望む幸福に向かって想像してニヤッと心の中で笑みをこぼしつつ、瞑想とか考えたり意識し続けていれば、無意識もそれに呼応して幸福に向かって歩き出す。
そのプロセスが、幸福なのかもしれません。
仏教と科学が発見した「幸せの法則」 「心」と「私」のメカニズムを解き明かす [ アルボムッレ・スマナサーラ ] - 楽天ブックス